昨日は、「理系と仲良くなろう」という題で2冊の本をご紹介しました。
理科に少し興味が持てたら(いや、持てなくても)、グッと踏み込んでこんな本を読んでみませんか?
今日のオススメ本は「生物と無生物のあいだ」です。
ご紹介してくださった方からのコメントは、次のとおりです。
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『生物と無生物のあいだ』福岡伸一、講談社、2007
【対象】高校生くらいからが対象となりますが、成長の早い人であれば中学生からいけると思います。
【推薦文】
ウイルスと菌の違いは?
と聞かれて明確に答えられる人はあまり多くない。
そもそもウイルスって何なのか。生物とそれ以外を分ける境界はどこにあるのか。そのような問いに対して優しく答えを出してくれるのがこの『生物と無生物のあいだ』である。
エッセーをまとめた『動的平衡』もまた示唆に富む一冊だ。
「変化」と「安定」の二分だけでなく、「平衡」「定常」の状態を理解できるようになると様々な物事に対する見方が変わると思う。
電子書籍等では入手できないので、お近くの書店、図書館などでお求めください。
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『動的平衡3』は今年の東京都の都立高校入試の原典だったそうですよ。
中学生には少し難しいかなって思うけれど、高校入試に出てるんだもの。がんばって読んでみたいよね。